横溝正史
青木雄二
去年亡くなりとても残念である。彼の考えかにはとても共感し、何冊か読んでいた。
病床のなかでも彼は書き続けた。最後の作品はまだ読んでいないが、
機会があったら読んでみようと思う。これ→ 僕が最後に言い残したかったこと |
立川談志
| 落語家
1936年生まれ。東京出身。本名・松岡克由。
16歳で柳家小さんに入門、小よしと名づけられる。
18歳で二つ目に昇進し、小ゑんと名乗る。
22歳で真打になり、五代目立川談志を襲名する。
1971年には参議院議員に当選。
1983年真打制度を巡って落語協会と対立し、落語協会を脱退。
立川流落語会を創設、家元となる。
公式HP
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4年前に出版した3冊、立川談志の全てが分かる。とにかく面白い。
この本を読んで、立川談志が分かった。その時以来彼のファンである。 |
筒井康隆
| 筒井康隆(つついやすたか)
1934〜 昭和9年大阪に生まれる。
昭和35年SF同人誌「NULL」主催。昭和56年『虚人たち』で泉鏡花賞受賞。
1993年断筆宣言。1996年断筆解除。
'70年に第1回星雲賞(日本長編部門)を『霊長類南へ』で受賞。
'70年に第1回星雲賞(日本短編部門)を『フル・ネルソン』で受賞。
'71年に第2回星雲賞(日本短編部門)を『ビタミン』で受賞。
'74年に第5回星雲賞(日本短編部門)を『日本以外全部沈没』で受賞。
'75年に第6回星雲賞(日本長編部門)を『おれの血は他人の血』で受賞。
'76年に第7回星雲賞(日本長編部門)を『七瀬ふたたび』で受賞。
'76年に第7回星雲賞(映画演劇部門)を『スタア
』(演出)で受賞。
'77年に第8回星雲賞(日本短編部門)を『メタモルフォセス群島』で受賞。
'81年に第9回泉鏡花文学賞を『虚人たち』で受賞。
'87年に第23回谷崎潤一郎賞を『夢の木坂分岐点
』で受賞。
'89年に第16回川端康成文学賞を『ヨッパ谷への降下』で受賞。
'90年にダイヤモンド・パーソナリティ賞受賞。
'91年に日本文化デザイン賞受賞。
'92年に第13回日本SF大賞を『朝のガスパール
』で受賞。
'97年にフランスのシュバリエ章を受賞。
「フル・ネルソン」、「日本以外全部沈没は
日本以外全部沈没―自選短篇〈3〉パロディ篇
徳間文庫に収録。
「ビタミン」は筒井康隆全集
(9) に収録。
「ヨッパ谷への降下」は薬菜飯店に収録。
公式サイト |
「フル・ネルソン」、「日本以外全部沈没
日本以外全部沈没―自選短篇〈3〉パロディ篇
徳間文庫
レビュー
日本以外の国が、全て海の底に沈没してしまった。
ニクソン、毛沢東、ローマ法王などなど、世界のVIPが大挙して日本に逃げ込んで大騒ぎに…。
小松左京氏のベストセラーのパロディである表題作をはじめ、
何が書いてあるのかまったくわからない「フル・ネルソン」、その体裁ゆえ今回が文庫初収録となる「デマ」、
百人一首すべてをもじった「裏小倉」など、傑作パロディ小説を十三篇収録。抱腹絶倒必至。
目次
火星のツァラトゥストラ
日本以外全部沈没
ケンタウルスの殺人
小説「私小説」
ホルモン
フル・ネルソン
モダン・シュニッツラー
デマ
バブリング創世記
裏小倉
諸家寸話
読者罵倒
筒井康隆のつくり方
昭和63年〜平成5年位の間読んだ本だ。今思うと、この中でのお勧めは
俗物図鑑と虚人たちかな。面白かったという記憶が残っている。 |
角田喜久雄(1906〜1994)
1906年、神奈川県横須賀生まれ。東京高等工芸学校印刷工芸科(現千葉大学工学部)卒業。
東京府立三中在学中の1922年、「毛皮の外套を着た男」を「新趣味」に発表。
「妖棋伝
」「風雲将棋」など時代伝奇小説で人気作家に。
戦後は「高木家の惨劇」「奇蹟のボレロ
」ほか本格推理の話題作があり、
1958年、「笛吹けば人が死ぬ」で日本探偵作家クラブ賞を受賞。
探偵作家クラブでは副会長を、推理作家協会では理事を長年務めた。
(日本推理作家協会 略歴より) |
「新趣味」傑作選―幻の探偵雑誌〈7〉光文社文庫
レビュー
1922年に創刊された「新趣味」は、毎号探偵小説のみで誌面構成された初めての雑誌だった。
その第四号で、「全誌面を徹頭徹尾、外国の探偵小説を主とし…」と宣言し、以後、
翻訳探偵小説誌に変身する。その一方で、探偵小説の懸賞募集を行い、
角田喜久雄、甲賀三郎、本多緒生らを輩出するなど、その存在は大きいものがあった。好評シリーズ第7弾。
目次
真珠塔の秘密(甲賀三郎)
毛皮の外套を着た男(角田喜久雄)
噂と真相(葛山二郎)
呪われた真珠(本多緒生)
美の誘惑(あわぢ生)
誘拐者(山下利三郎)
血染のバット(呑海翁)
国貞画夫婦刷鷺娘(蜘蛛手緑)
ベルの怪異(石川大策)
沙漠の古都(イー・ドニ・ムニエ)
「高木家の惨劇」は日本探偵小説全集
(3)創元推理文庫 (400‐3) で読める。
白蝋小町春陽文庫
レビュー
江戸は上野不忍池南の池之端で名物「黄粉餅」の暖簾を掲げる人気茶店は、
看板娘お霜の美しさでも多くの客を集めていた。
その父親弥次郎が広小路の古道具屋で手に入れた奇妙な人形のことで八丁堀同志吾妻一兵が現れたのは、
春浅い二月のある晩のことであった。その人形とは、顔がのっぺらぼうの"白蝋小町"と呼ばれる人形であったが、
それを店先に飾った途端、なぜか頭巾をかぶった怪しの女によって奪い去られてしまった。
そして、その跡を追ったお霜もたちまち、これまた怪しの一群によって捕らえられてしまった。
思わぬ怪事件にまき込まれたお霜とその謎を追う北町奉行所屈指の同心吾妻一兵。
一兵に瓜二つの疾風の市の活躍!―のっぺらぼうの怪物"白蝋姫"の謎とは…。
坂口安吾
| 本名、坂口へい五。憲政本党に所属する衆議院銀の5男として新潟市に生まれる。
1919(大正8)年県立新潟中学校に入学。
1922年,東京の私立豊山中学校に編入。
1926年,東洋大学印度哲学倫理学科に入学。アテネフランセに通い,
ヴォルテ−ルなどを愛読。
1930(昭和5年)年,東洋大学印度哲学科を卒業。
40歳の年に発表した「堕落論」同校卒業後,同人誌「言葉」を創刊
1931年に「青い馬」に発表した短編「風博士」が牧野信一に激賞され,
新進作家として認められる。
戦後「堕落論」「白痴」などで新文学の騎手として脚光を浴びる。
作品は 「桜の森の満開の下
」等、百数十点にも上る作品を残した。
薬物びたりの躁鬱病、税金滞納と競輪好き、、留置場から出て
初めて長男出生を知らされるという奔放さ。異色のの文学者であった。
昭和30年2月17日、脳出血のため急逝。49歳だった。
堕落論新潮文庫
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久生十蘭
小説家(1902-1957)北海道生まれ。
本名阿部正雄。「新青年」等を舞台に推理もの、ユーモアもの、
歴史もの、現代ものと多彩な作品を発表。「鈴木主水」で直木賞を受賞。
1955年には、「母子像」が、ニューヨークの
ヘラルド・トリビューン紙の国際短編小説コンクールで一等に入選。
他の代表作に「だいこん」「十字街」「うすゆき抄」「肌色の月」などがある。
久生十蘭
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魔都―久生十蘭コレクション朝日文芸文庫
内容
1934年大晦日、深夜の帝都・東京。滞日中の安南国皇帝が失踪し、その愛人が墜落死。
警視庁切っての名警視が真相究明に乗り出したが、デマ・誤報・密告が錯綜し、
元旦の首都は大混乱に陥る。秘宝「帝王」の行方と、動機不明の連続殺人事件の謎
―すべての探偵小説を超えたスーパー都市迷宮小説。
江戸川乱歩
明治二十七(1894)年十月二十一日、三重県名張市生まれ。本名・平井太郎。
大正十二(1923)年、「二銭銅貨」でデビュー。
明智小五郎の活躍する「D坂の殺人事件」「心理試験」や、
「人間椅子」ほかの短編で探偵小説界のトップに。
『パノラマ島綺譚』『一寸法師』と長編を発表後に休筆するが、
昭和三(1928)年、「陰獣」で復活、『孤島の鬼』『蜘蛛男』『黒蜥蜴』などの
長編が好評を博す。少年探偵団シリーズで年少の読者も魅了した。
戦後は、『幻影城』ほか評論・研究が多く、探偵作家クラブを創設するなど、
精力的に活動した。昭和四十(1965)年七月二十八日死去。
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不気味な話1
レビュー
内容
蜃気楼とからくり屋の覗きめがねからあらわれる怪かしの世界―押絵と旅する老人、
椅子の中に息をひそめる職人、少女人形に盲目的な愛をささげる青年、
無数の微細な虫たちに蝕まれる屍体、飾りつけられた女の首、歪んだ鏡像たちの乱舞する異形の楽園。
乱歩が想像力の極限から生み出した、美しくもグロテスクな幻想短篇を一冊に集大成。
目次
押絵と旅する男
人間椅子
人でなしの恋
虫
防空壕
鏡地獄
火星の運河
踊る一寸法師
指
芋虫
目羅博士
百面相役者
白昼夢
毒草
お勢登場
D坂の殺人事件
レビュー
内容
純日本的な家屋における密室状況下の殺人事件を、心理的盲点を衝いて見事に解決してみせるのが、
後にわが国を代表する名探偵といわれるようになった明智小五郎である。
本書には、その「D坂の殺人事件」をはじめ、大乱歩の短編における傑作を集大成した。
「赤い部屋」「白昼夢」「毒草」「火星の運河」「お勢登場」「虫」「石榴」等全10編を収録した。
目次
二廃人
D坂の殺人事件
赤い部屋
白昼夢
毒草
火星の運河
お勢登場
虫
石榴
防空壕
月と手袋
レビュー
内容
シナリオ・ライター北村克彦は高利貸し股野重郎の妻あけみと通じ、股野を絞殺した。
夜空には化けもののような巨大な赤い月がでていた。まるで凶事の前兆のように…。
克彦とあけみは股野殺しを巧みなトリックでのがれようと図り、すべては順調にいったかと思われたが、
その奸計のまえに立ちはだかったのは警視庁捜査一課の花田警部であった。
そして、花田の背後にいた名探偵こそ、ご存じわれらの明智小五郎。
江戸川乱歩が昭和30年に発表した数少ない戦後作品の佳作「月と手袋」をはじめ、
その独自なる妖美の世界をくりひろげる傑作中編「地獄風景」などを収めた乱歩傑作集!
目次
月と手袋
地獄風景
モノグラム
日記帳
孤島の鬼
内容
わたしは25歳の青年で、丸の内にオフィスのある貿易商S・K商会につとめていた。
そこでタイピストの可憐な乙女木崎初代とわたしは恋におちた。
結婚を約束したわたしに初代は命から二番めに大切な先祖の系図書きを預けた。
それは何を意味したか?その初代が密室ともいうべき戸締まりも厳重な自宅の寝室で、
何者かに刺殺された!憎い犯人を追うべくわたしは奇妙な友人の深山木幸吉に探偵を依頼した。
さっそく深山木は「七宝の花瓶」のナゾをつかんだ。と思う間もなく海水浴場でその深山木も刺殺されてしまう!
養老孟司
ミステリー中毒双葉文庫
ヨーロー先生はアメリカの推理小説を四十年間、読み続けた。
文庫本を二冊買って新幹線に飛び乗ったら、両方とも下巻で、
しかも違う小説だった。なんだか説明不足だと思いながら読んでいたら、
下巻だったこともある。それでも、あるいは、
だからこそ相変らず推理小説を読むのが止まらない。
スティーヴン・キング、ジェイムス・エルロイ、馳星周からマイケル・ギルモアまで、
多彩な作品が取り上げられる。傑作エッセイ集。
記憶がウソをつく!
養老 孟司 (著), 古舘 伊知郎 (著)
えっ! 記憶って勝手にすり替わるんですか!?
素朴な疑問から唯脳論的批評まで聞けば聞くほど面白い、
記憶にまつわる疑問難問珍問奇問! 誰にでも覚えがある、
記憶の不思議に迫る疾風怒涛のトーク・セッション。